年収200万円以下の40代女性に対して男性の目にはどう映っているのか口コミをまとめました。また低収入でも男性に好印象を持ってもらうためのポイントやおすすめの男性像などを解説しています。
40代婚活女子に読んでほしい、この年代だからこその「結婚相談所選び」についても特集していますので、あわせてご確認ください。
2021年の国税庁の調査によると、女性の平均年収はおよそ300万円。男性の場合は単純に、平均年収を上回れば上回るほど婚活における成婚率も上がると言われていますが、女性の場合は「むしろ高収入だと縁遠くなる」等と言われることがあるため、年収300万円以下の方が結婚できるのかも・・・と人もいるようです。しかし結論から言うと、この考え方は古い!というのが実情。ここでは婚活市場における年収200万円以下の40代女性の現状や、おすすめの男性像について詳しくご説明します。
「稼ぐ女性が敬遠される」というのは、実は「男性が女性を養うのは当たり前」という昭和世代の考え方からくるもの。すでに40年以上が経った令和の現在では、むしろ低収入の女性の方が婚活には不利という結果が出ています。それを証拠づけるのは、2022年に行われた「男女年収別生涯未婚率」という統計結果。これは有職の45~54才の未婚男女を対象にその平均年収を調査したもので、それによると最も多かったのは男女ともに年収300万円台の人たち、次に多かったのは年収200万円台の人たちで、こちらも男女ともに同じ結果となりました。
ここから分かるのは、女性も平均年収である300万円台をピークに、収入が低い人ほど婚活には不利、ということ。経済的に不安定な現在、男性も結婚相手に一定の収入を求めており、平均を大幅に下回る年収200万円以下の女性には二の足を踏んでしまうというわけです。加えて「若さ」という点でも不利な条件にある40代女性であれば、成婚率も大きく下がってしまうと考えられるのです。
それでは具体的に、年収200万円以下の40代女性は男性の目にどう映るのか、幾つかの意見をご紹介しましょう。
「女の人も男に対してそう感じるんだろうけど、『職を転々としています』だとか『お給料があんまりなくって~』とか言う女性をみると男だって引くよ。“まともな仕事に就く能力がなかったのか?”とか“将来のことなんにも考えなかったのか~”とかその人の人柄を疑っちゃうし、なんかあった時全力でこっちに寄りかかられそうで怖い……(笑)。まぁ同じくらいのルックスだったら、男でも年収の多い子のほうへ間違いなく行っちゃうと思いますよ」
「自分の給料だけじゃ不安があるし、女の人にだって結婚後も少しでもいいから稼いでほしい。そう思ってる男はかなり多いだろうね。仕事や職が不安定な女性って、自分の印象だけどそういう人ほど男に求めるレベルが高いような気がするよ。『年収800万円以上じゃなきゃイヤ!』とか……。男だってこの先なにがあるかわからないからね、自分の力で稼ぐことを知っている人と一緒になりたいです」
「以前婚活パーティで、“私はフリーターだけど結婚したら専業主婦になりたいんです!”って女性に出会ったことがあった。フツーはそんなこと言ったら婚活の場では敬遠されがちだけど、なぜか彼女はモテモテ。なぜなら『私は家事が大好きで料理もすごい得意! 結婚したら家事と子育ては全部やるし、男性側の実家ともちゃんと付き合う。何より男性が稼いできてくれることに心から感謝します!』ってスタンスだったから、嫌な感情は持たなかった。収入がある男なら誰だって彼女みたいな人と結婚したいよね。その女性は実際そのあとちょっとした玉の輿にのったみたい。自分が稼げないならその分家のことはぬかりなくやってくれるってのはいいよね」
「前知り合いに、『脱サラしてカフェやりたい!』って子がいた。彼女はアルバイトしながら調理師の資格を取ったり経営の勉強とかしてたから、経済的にはいつもキツキツっぽかったけど、いつも彼氏を切らさなかった。実は自分もひそかに彼女を狙ってたひとり(笑)。夢を追っかけてる女性って輝いてる。エネルギッシュで逞しくてイイし、あわよくば大成功して俺をラクさせてくれそう!?なんて期待も出来るしね~」
やはり女性でも年収の低すぎる人に対しては、「結婚後が不安」「今まで何をやってきたのか」と、あまり良い印象を持たない男性が多いよう。一方で「低収入でもOK」という意見もありましたが、これもハッキリとした夢や目標があってのことであったり、「養ってもらう代わりに家のことは普通以上にしっかりとやる」というスタンスを見せていたりと、納得できる理由がある場合に限られるようです。
男性側の具体的な意見からも分かるように、40代で低収入の女性は男性から「向上心がない」「男性におんぶ抱っこ」というマイナスイメージを持たれるよう。こういったマイナスイメージを払拭するには、「実は仕事以外で頑張っていることがある」ということをアピールすることが大切です。
実際に「自分のお店を持ちたい」などの目標があるなら勿論それを伝えることができますが、その際には具体的にどんな努力をしているかもアピールすることが大切。ただ漠然と夢を持っているというだけでは、「いい歳をした夢見る夢子ちゃん」と思われてしまう可能性もあります。
一方「実はこれといった目標もない」という人でも、「これだけは得意」、あるいは「収入源にしたいわけじゃないけれど趣味として頑張っているものがある」という人は少なくないはず。例えば「子供のころからピアノを続けている」「FPの資格を取るために頑張っている」など等。特におすすめは「料理教室に通っている」「料理が得意」など、男性の胃袋をつかむアピールでしょう。ベタですが、やっぱり大抵の男性にとって料理上手な女性は「理想的な奥さん」の必須条件です。
また男性にとってやはりルックスは大切で、「まずは見た目から入る」という人がほとんどですから、外見的な自分磨きも忘れないようにしましょう。勿論「若作りしているイタいおばさん」はNGですが、実年齢よりずっと若く見られる努力は大切ですし、「キレイに歳を重ねてきた女性」に魅力を感じる男性も少なからずいるはずです。
勿論自分自身の年収がアップすればそれが一番良いのですが、今の経済状況では難しい・・・というケースも少なくないでしょう。年収200万円以下という現状を打破できないのであれば、やはり男性に養ってもらうほかありません。
そう考えると、「共働きが当然」「妻にも家計を支えてほしい」という今の価値観を持つ比較的若い男性よりも、「男性が女性を養うのは当然」という昭和の価値観を持つ50才以上の男性の方がおすすめでしょう。ごく一般的な社会人男性で50才以上となれば、おそらく年収もかなり上がっているはず。経済的な心配がないので、「家のことをきちんとしてくれる女性」「実家とうまく付き合ってくれる人」を求めている男性が少なくありません。
男性との出会いの場には婚活サイトや婚活パーティなどもありますが、50才以上の年上男性の中にはいまだにスマホやアプリを使うことに慣れていないという人も少なくありませんし、比較的参加が簡単な婚活パーティの場合既婚者が紛れ込んでいたり経歴を偽っていたりすることも。それで高収入の年上男性を探したいなら、結婚への本気度が高くプロフィールの信頼度も高い、結婚相談所がおすすめです。そのうえ結婚相談所にはカウンセラーのサポートもありますから、出会った男性とのお付き合いを進めていくうえでも様々なアドバイスをもらえるでしょう。