結婚相談所には、いくつかのルールが設定されている場合があります。ルールの内容は結婚相談所によってさまざまですが、中にはルールを守らないと罰則として違約金が発生する場合も。
このページでは、結婚相談所におけるさまざまなルールを紹介しています。結婚相談所を検討している方や、既に結婚相談所に入会している方は必見です。
ルールと聞くと、堅苦しくて面倒くさいイメージがありますが、結婚相談所のルールは会員が安心して活動するために設定されているものです。
あらかじめルールを設定しておかないと、質の悪い会員が増えてしまったり、円滑な婚活の妨げになったりすることも考えられます。そこで、きちんとルールを設定しておくことで、会員の安心材料になり、不安要素を払拭することで婚活に専念できるような環境を整えています。
ルールの中には、守れない場合は罰則として違約金が発生するケースもあるため、しっかりと確認しておきましょう。
結婚相談所のルールを設定している目的は、以下の2つが挙げられます。
一つ目の真剣に活動していくため、という目的についてみていきましょう。
結婚相談所は、あくまで結婚を目的として利用している方がほとんどです。しかしながら、軽い気持ちで利用している方も少なからず存在します。
結婚相談所としては、お相手に真剣に向き合ってほしいという思いがあり、ルールを設定することで婚活真剣な人を守ることが可能です。
マッチングアプリではヤリ目と呼ばれる身体目当ての人や、マルチ商法・セミナーなどの勧誘をおこなう人も存在します。そういった人が結婚相談所へ流れ込んでこないよう、トラブル防止の意味でもルールが設定されています。
次に、成婚までの期間に関する目的をみていきましょう。
一般的に、お見合い後の仮交際から成婚まで、上限6ヶ月という期間の期限が設定されています。結婚相談所を介さない恋愛の場合、交際がダラダラと何年も続き、結局結婚を決められないまま破局といったケースがあることも。
そういった結果を招かないためにも、結婚相談所では交際ステップに関するルールが設定されているところがほとんどです。期間が決められていることで、限られた時間を有効活用する必要が出てきて、会員も真剣に活動することが可能になります。
結婚相談所では、交際ステップの期間が設けられており、一般的には「3ヶ月ルール」と呼ばれています。
3ヶ月ルールとは、仮交際から成婚まで3ヶ月で決める必要がある、というルールです。
3ヶ月という短い期間で仮交際から真剣交際、そして成婚まで進む必要があり、現在交際しているお相手と結婚するかどうかを真剣に考えなくてはいけない大切な期間となっています。
もちろん、3ヶ月で決められない場合もあると思います。その場合、最長6ヶ月まで交際期間を延長できる結婚相談所もありますが、原則3ヶ月で結婚を決めるのがルールとなっているところがほとんどです。
仮交際から成婚までに結婚を決められない場合、お相手とはお別れしなくてはなりません。
結婚相談所のルールとして、多くの結婚相談所では婚前交渉を禁止しています。
婚前交渉とは、一般的には未婚の男女が身体の関係を持つことを指しますが、結婚相談所では以下のような項目が婚前交渉として禁止されています。
宿泊や旅行も禁止されていると窮屈に感じるかもしれませんが、交際中である男女が同じ場所で宿泊し、一緒に過ごすことは身体の関係を持ってしまう可能性が高いとされているためです。
婚前交渉は結婚相談所によって定義が異なることから、詳しい内容は結婚相談所に確認しておきましょう。
また、キスに関しては婚前交渉としない結婚相談所も多いため、相手と信頼関係を築いたうえで、相手の気持ちを尊重してからなら問題ない場合が多いです。キスが婚前交渉にあたるかどうか不安な方は、その点も踏まえて確認しておくことをおすすめします。
結婚相談所の婚前交渉が禁止されている理由として、以下の2つ挙げられます。
婚前交渉では、さまざまなトラブルが考えられます。一つは、性感染症や望まない妊娠。もう一つは、婚前交渉後の交際終了です。婚約前に性感染症や妊娠が発覚した場合、両親からの信頼を失うどころか結婚を祝福してもらえなくなる可能性が考えられます。
また、婚前交渉後に突然交際終了を告げられた場合、身体目当てだったのか、婚前交渉が気に入らなかったのかなどと考え込んでしまい、精神的にダメージを受ける可能性も。
このように、どのような場合も最悪の場合、交際相手とトラブルに発展する場合も考えられることから、多くの結婚相談所では婚前交渉を禁止しています。
また、婚前交渉を禁止していないことで考えられるのは、結婚の意思はなく遊び目的の人が入会してしまうというケースです。遊び目的の人が入会してしまうと、真剣に活動している方が遊び目的の人に引っかかってしまい、貴重な婚活の時間を無駄にしてしまうといった可能性も考えられます。
婚前交渉を禁止することで、遊び目的の人が結婚相談所に入会することを防ぐことが可能になります。
結婚相談所のルールを破ってしまうと、以下のような罰則が考えられます。
違約金が発生するケースは、婚前交渉禁止のルールを守らなかった場合や、お見合いの一方的なキャンセル・お見合い当日のドタキャン・プレ交際になっても1度もデートしない、などが挙げられます。
また、婚前交渉をおこなってしまった場合はかなり罰則が重たく、成婚とみなされて退会だけでなく、成婚料と罰金両方支払わなければいけない場合も。
結婚の意思がないのに、気軽に身体の関係を持ってしまうのはとても危険なことです。更に、婚前交渉を誘った側だけではなく、誘いを受けた方にも罰則は適応されるため、注意が必要です。
結婚相手を見つけることができず強制退会となると、お金も時間も無駄にすることになります。更に、今後の婚活が制限されることになりますので、ルールはきちんと守って婚活するようにしましょう。
結婚相談所では会員をトラブルから守るためにルールを設けています。結婚という大きな決断をするにあたり、一つ一つのルールには意味があるのです。40代となると、それ以外の結婚相談所の特徴もしっかりと自分たちにあったものなのかチェックする必要があります。ここでは40代婚活女子の本音に応えてくれるおすすめの結婚相談所や40代だからこそ気にしたい結婚相談所の選ぶポイントをまとめていますので、ご確認ください!!