このページでは、結婚相談所の比較検討の指針としてよく見られる、所属連盟について解説しています。
所属連盟について知りたい方や、加盟数が多いとされる所属連盟IBJの詳細・メリット、連盟連合軍などについて知りたい方はぜひ参考にしてください。
結婚相談所の所属連盟とは、全国に点在している各結婚相談所や仲人をまとめている、ネットワーク組織のことを指します。
一般的に、連盟内にいる数万名の会員の中から、お見合いや交際のお相手を探すことが可能です。そのため、どの連盟で活動するか、というのも、結婚相談所を選ぶ際に重要になってくるポイントと言えるでしょう。
所属連盟があることで、規模の小さな結婚相談所でもたくさんの連盟の会員を紹介してもらうことが可能になります。連盟は12社あり、連盟間で会員データを共有している他、コネクトシップやスクラムといった連盟連合軍というものも存在しています。
結婚相談所の所属連盟は、代表的なもので12社あります。
会員数がもっとも多いのが日本結婚相談所連盟(IBJ)です。結婚相談所の中でも、IBJに加盟しているところがほとんどだと思います。
会員が最も多いとされている連盟が、日本結婚相談所連盟(IBJ)です。
IBJは、株式会社IBJによって運営されている連盟で、2023年11月現在、86,399名の会員が加盟しています。
2022年の成婚数は12,437名とかなり多いのも特徴です。IBJに加盟している結婚相談所は以下の通りです。
また、日本ブライダル連盟(BIU)とも業務提携しています。この業務提携では、相互の加盟会員の優遇措置や仲人間の交流機会の提供を目的としており、相互の会員データの共有はありません。
IBJのメリットは、まず会員数が多いので自分の理想に近いお相手に出会える可能性が高いという点です。全国展開しているので、その分会員数が多くなるためお相手の選択肢の幅が広がります。
また、お見合い成立数が2023年11月現在で月間60,472件であることから、かなりの頻度でお見合いをおこなうことが可能で、成婚率が高いのも頷けます。
更に、年収500万円以上の男性会員が6割強加盟しているほか、短大・4大卒の男性会員は5割強、女性会員は7割ということから、高年収・高学歴の会員が多く在籍していることが特徴です。
高スペックな会員が多いIBJですが、自分が該当しないと不安に思う方もいらっしゃると思います。また、地方で婚活する方や極端に年齢が上・下など、加入連盟が一つだと不利と感じる方は、複数の連盟に加盟している結婚相談所を選ぶのも一つの手です。
地方の場合だと、IBJよりも地方で有力な連盟がある場合も。そうした場合、連盟を複数持つ結婚相談所に入会するのも戦略の一つとなるでしょう。
注意点として、複数の連盟に加盟している結婚相談所でも、使用する連盟によって料金が違う場合や、一つの連盟に絞らなくてはいけない場合もあるので、結婚相談所に入会する際はしっかりと確認しておくことをおすすめします。
連盟連合軍とは、連盟同士が提携することや、連盟・結婚相談所・婚活事業者の繋がりを持つことを目的に設置された、プラットフォームのことを指します。
連盟連合軍は大きく分けて以下の3つです。
コネクトシップは、婚活事業者間の会員相互紹介プラットフォームで、計13事業者が参加しています。
ただし、13事業者の全相談所・全会員がコネクトシップには接続できるわけでないため、注意が必要です。また、結婚相談所と結婚情報サービスの会員が混ざり合っていることから、結婚に対する温度感やスピード感が食い違うなどの点が懸念されています。
スクラムは、全国の結婚相談所や連盟を繋ぐ、データベースの提携システムです。
西日本のTMSと東日本のNNRによって共同創設され、パートナーエージェントも参加表明をしていることから、今後の動向が注目されています。
BIU・JBA・良縁会+ノッツェは、IBJの次に規模が大きいとされている連盟連合軍で、BIU・JBA・良縁会といった3つの連盟と、結婚相談所ノッツェによって運営されています。
結婚相談所は、サポートの内容に着目して選ぶことも大切ですが、まずは検討している結婚相談所がどの連盟に加盟しているのかもチェックするべき項目です。
加盟している連盟によっては、自分のスペックと合わない場合や、地方では不利になってしまうも。円滑に婚活を進めるためにも、結婚相談所の加盟している連盟はしっかりと確認しましょう。
結婚相談所は数多くありますが、40代で入会するにたり所属連盟やサポート力、特徴などチェックするべきところをこちらのページではまとめています。また、この年だからこその婚活に対する本音に応えてくれるおすすめ5選もしょうかいしていますので、あわせて読んでみてください。