アラフォーの中には、高望みや勘違いで婚活中にイタい姿をさらけ出す人もいます。ここではイタいアラフォー男女による悲劇的な婚活失敗談と、相手から「イタい人」と思われるアラフォーの共通項をまとめています。
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さっそく、「イタイ」思いをした婚活エピソードを見ていきましょう。
「投資と不動産で年収1,500万円の僕は、それまで仕事の忙しさもあり50代に入るまで独身だったため、『最後のチャンスに子供が欲しい』と思い結婚相談所で紹介していただいた女性の1人(39才)とお付き合いすることにしました。結婚の話も進み、彼女が都内の一等地にある戸建てに住みたいというので、一緒にモデルルームの見学に。
彼女はそこが気に入ったようでしたが、僕は不動産に対する目が利くためあまりいい物件ではないことに気づいていましたし、そもそもまだ結婚もしておらずあくまで『見学』のつもりでしたから、この物件は流して別のもっと良い時期に良い物件を探そうと考えていたんです。
ところが彼女はあの物件を見てそこで生活する自分をうっとりと思い描いていたようで、僕が物件見送りの話をすると突然怒りだしました。『見学に行ったその日に両親にも家を購入することを話し、両親も良かったねと喜んでくれていたのに』と。結局『そんな調子のいいことを言うだけで行動が伴わない人とは結婚できない』と言われてしまいました。この豹変ぶりにビックリし、『家を買ってくれるから僕と結婚するのか』とこちらも気持ちが覚めてしまいました。」(50才前半・不動産経営)
「結婚相談所で知り合い婚約にまで至った彼女と、結婚後の家計について話し合っていたんです。僕は自営業で年収1,400万円近く、経済的には余裕があるのですが、彼女が仕事を続けたいというのでその気持ちを尊重し、彼女のできる範囲で家計にお金を入れてくれれば良いと考えていました。
そこでまず合意に至ったのが、家の家賃と光熱費は全て僕が持つ、ということ。そこから1ヵ月の生活費の話になったのですが、彼女の提案は、僕が毎月25万円、彼女が5万円を出し、その中から10万円を毎月の食費や雑費にし、後の20万円は貯金する、というものでした。僕としては毎月20万円も貯金するくらいなら、自分の会社に置いておきたい。『僕が15万円、君が5万円を出して貯金は10万円じゃだめなの?』と言うと、突然彼女の機嫌が悪くなってしまい、その日は結論が出ないまま別れたんです。だけどその日以降、彼女の態度は激変。結局彼女の相談所から婚約解消の旨が伝えられました。」(39才・自営業)
「婚活のプロフィールに共働き希望って書いていたので『お料理とかするんですか?』って聞いたら『台所に立つ男ってかっこわるいから』って。共働き希望のくせに家事は最初から女性まかせの男と結婚って、なんの罰ゲーム!?」(20代/IT)
「立食タイプの婚活パーティーに参加したときに、38歳の男性に年齢を聞かれて32歳って答えたら『俺20代の子が希望なんだよね~』って言われた。お前アラフォーだろ!」(30代/IT)
4つのエピソードをあげましたが、それぞれ相手方の意見もあったのだろうなと推測できますね。相手がどうしてそう言ったのか、どんな理由があったのか話し合えることでもあったら、また違ったのかもしれません。
それよりも、話し合いたくないような態度を取られるのは問題外ですね。
「イケメンで、高年収で、家事も手伝ってくれて優しくて・・・」と非現実的な高望みをするアラフォー女性に多いのは、若いころにモテていた経験がある人。過去にどれだけモテた経験があろうとも今はただのオバさん、という現実を受け入れず、今でも自分はまだまだイケてる!と勘違いしているアラフォー女性は、見ていて痛々しいとしか言いようがありません。このタイプの女性は「自分のスペックからすれば釣り合うのはこのくらいの男性」と高望みしているため、いつまでたってもその「理想の男性」が現れることはないのです。
確かに独身アラフォー女性は実年齢より若く見える人が多いですが、男性からの「若く見えますね」は半分社交辞令。一見若く見えても本当に若い20~30代の女性達と比べればやっぱり肌の衰えは一目瞭然だからです。それにもかかわらず相手の言葉を真に受けて「私はまだまだイケる!」と若い女の子たちと張り合おうとするアラフォー女性は、周囲から見るとかなりイタい存在。若い女性が集まる合コンや街コンで、しかも服や髪形、メイクで無理やり若作りして彼女たちに勝負を挑んでも、結果は惨敗でしょう。40代の婚活女性は、アラフォー世代が集まる婚活ツールやイベントを利用し、大人の女性だけが持つ内面的な魅力で勝負する必要があるのです。
20代のころと40代とでは体型も肌質も違いますし、世間の流行も変わっています。この変化に対応せず若いころのメイクテクニックをそのまま続けている人は、当時はなかったメイク崩れや厚塗りによるシワなどで悲惨な顔になってしまうだけでなく、「若作りオバさん」とドン引きされてしまうでしょう。モテテクニックに関しても同様で、20代の女の子であればぶりっこや天然キャラも可愛らしく見えるものの、これをアラフォーがするとイタいを通り越してもはや「見苦しい」と思われてしまうこと必至です。
確かに女性は男性ほど歳の差を気にしないため10才以上の歳の差婚をする人も少なくはありませんが、これを「世間の常識」と勘違いしアラフォーになっても20代~30代前半の若い女性ばかりをターゲットにしている男性、しかもそれを堂々と公言している中年男性は女性からも引かれてしまいます。若い女性をゲットしているアラフォー男性の殆どは、高収入であったり渋いイケメンであったり内面的な魅力を持っていたりと、それなりの理由、スペックがあってのこと。普通は女性であってもやはり中年より若い男性の方が良いんです。この点をわきまえず「俺20代の子希望なんだよね」「男はいくつになっても結婚できるから」などと公言するイタいアラフォー男性は、モテないどころか女性から敵意の目で見られてしまうことになります。
40代にもなると出世し部下を持つ立場になっている男性も多いですが、この職場での立場を婚活にまで持ち込み上から目線で話す男性は、「イタい男」「ウザい男」と思われてしまいます。特に相手が年下の場合人生の先輩としてアドバイスしたくなるかもしれませんが、こちらが良かれと思っていても、相手からすれば「上司でもないのに上から目線で話してくる面倒なオッサン」でしかないのです。相手がニコニコと相槌を打ってくれているので「楽しんでくれているんだ」と考えるのは、大きな間違い。内心では「勘弁してくれ」と思われている可能性が高いでしょう。
アラフォー女性の若作りは痛々しいものですが、男性だって年相応の身繕いや振る舞いができなければ女性に引かれてしまいます。40代にもなって20代の男の子がするようなファッションだと印象が悪くなりますし、年相応の常識やマナーを身に着けていないと「今までどんな社会人生活を送ってきたの?」とあきれられてしまうでしょう。アラフォー男性の魅力は、若い男性にはない落ち着きや包容力。年相応の振る舞いができないと、「何の魅力もない子供じみたおじさん」になってしまうのです。
年齢的に不利だからといって、無理に若作りするのはかえってイタいもの。逆に自分の年齢を考えず高望みばかりしている人も、周囲からは「イタい人」と思われてしまいます。そこで大切なのは、まず自分の市場価値を客観的に分析すること。実のところ異性からどんな風に見られているかを把握し、そのうえでどんな相手がふさわしいかを考えましょう。そうして自分の長所と思える部分を相応しい相手にアピールすることが、婚活成功のカギになります。
自己分析であったり、行動を客観的にみることで結婚活動が好転することが多くあります。特に40代女子で仕事に夢中になっていたり、趣味に没頭したりしている場合にその傾向が強いようです。そこで、第三者として意見をいいながらも、活動が成功するように寄り添ってくれるのが結婚相談所のアドバイザーです。ここでは40代の本音にしっかり向き合ってくれるおすすめ5選を紹介していますので、是非チェックしてみてください。